Arch LinuxのGUI環境を整える

ご挨拶

どうも。se0r12です。
先日は、Arch Linuxをインストールするということをしました。
本日は、GuI環境を整えていきたいと思います。
とその前に、軽く設定をしていきます。

network設定

インストール直後再起動してログインすると、ネットワークがつながっていないようでした。
解決策を出しておきます。

systemctl start NetworkManager
systemctl enable NetworkManager
nmtui

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nmtuiで、Active a connectionを設定しておくことで、次回起動時からは自動的に繋がります。

pacmanの外観

pacmanをカラー出力してほしいので、/etc/pacman.confを変更します。
image colorのコメントアウトを外します。

システムのアップデートとpacmanの設定

pacman -Syu

パッケージのアップグレードコマンドです。
S --> sync(同期)
y --> refresh(リポジトリデータベースと同期)
u --> upgrade(更新)

問題点

image

実行しようとしても、名前解決ができていないと表示されるようになってしまってました。
ping google.comをしても
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うまく行ってません。
linuxにおける、resolve設定ファイルは、/etc/resolv.confなので一度見ていきます。
ちなみに、domain名を解決するのに役立つDNSエントリーが記述されています。
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何も記述されていないのでこれが問題な可能性が高そうです。

systemctl status systemd-resolved.service

これの結果を見てください。
image

activeかつ、enableになっていれば多分疎通確認を取ることができるはず。
Arch Wikiに助けられました。

一般ユーザの作成

管理者アカウントでは、あまり行動したくありません。
大いなるなんちゃらには、なんちゃらかんチャラですから。(Cent OSでよく見るやつ)

useradd -m -G wheel <user_name>

-m --> homeディレクトリの作成 - G --> passwordを設定しておきます。

passwd user_name

私は、se0r12というアカウントを作成しました。
操作はse0r12でおこないますが、管理者権限も使いたいので、設定をします。

pacman -S sudo
EDITOR=nano visudo

image

userの作成の際に、グループはwheelとしたので、この部分のコメントアウトを外しました。

NTPの設定

時刻に未だにズレが生じているので、解消していきます。
/etc/systemd/timesyncd.conf

[Time]
NTP=ntp.nict.jp
FallbackNTP=0.jp.pool.ntp.org 1.jp.pool.ntp.org 2.jp.pool.ntp.org 3.jp.pool.ntp.org

コメントアウトを外し、日本サーバを指定してあげます。

最後にサービスを有効にしましょう。

timedatectl set-ntp true

一般ユーザへ入り直す

exit

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GUI Install

fontのインストール

日本語を表示するためにフォントのインストールをしておきます。

sudo pacman -S noto-fonts noto-fonts-cjk noto-fonts-emoji noto-fonts-extra ttf-dejavu

Xorgのインストール

GUI環境を動かすために必須となります。
Xorgxorg-server pacageにてインストールが可能となります。

pacman -S xorg-server xorg-apps xorg-xinit mesa
pacman -S xorg-twm xorg-xclock xterm

virtual box用

sudo pacman -S xf86-video-vesa xf86-video-fbdev
sudo pacman -S virtualbox-guest-utils

image 一応テストをします。

startx

image exitで抜けれます。

DeskTop環境の導入

Desktop環境はたくさんあり魅力的なものが多いです。
私は、Ubuntu 20.04をメインとして使用していて、GNOMEを使用しています。
なので今回は、GNOMEでいきます。

sudo pacman -S gnome

なんか聞かれたけど、VMだしとりあえず全オッケー

systemctl start gdm
systemctl enable gdm

ここまできたらrebootをして立ち上がるかを見てみます。

image GUI環境を導入することができました。
今回はここまでで終了です。